【最強のVJコントローラー?】APC40mk2導入してみた

2017年4月19日水曜日

VJ機材 アイディア 日記

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どうも。就活ビジネスに日々踊らされてるgekkoです。
はやく内定が欲しいものですね。



本日はVJコントローラーとして導入したAPC40mk2のお話です。
1月21日に購入いたしました。






このブログを定期的に購読されている方は旧知の事実だと思いますがgekkoのVJ環境はAPC20とnanokontrol2で構成されてるんですよ。
1月の初めに名古屋遠征でAPC20を持っていったら持ち運び方が悪かったのか左から二番目のフェーダーが取れちゃいましてねw
そもそもAPC20って形状が直方体ではないので持ち運びに向いていなかったり、無駄に重かったりしていたのでこれがいい機会だなって思って新しい機材を購入することにしました。




無印APC40に比べてまだまだ高い商品ですが、その分様々な点が進化しています。
カタログを見ればだいたいのことが載っているのでここではgekkoが購入する際に注目した点をあげてみますね。


・APC20とほぼ同様のことができる
自分はこれまではAPC20にnanokontrol2、nanopadを使用しています。
ボタンの形状はやや異なるものの、レイアウトや数はAPC20そのまんまです。
今までとあまり変わらない感覚でプレイできるのは強いですね。



・APC20よりボタンが多い
上記のようにこれまではAPC20+nanokontrol2+nanopadという構成でしたが、nanokontrol2はフェーダー二つとノブ二つしか実質使っていなかったですし、置く場所がないのでMacのキーボードの手前部分に設置していました。ここだとトラックパッドが埋まるので、検索だったり、クリックやドラッグ等の操作ができなくなるんですよ。
地味に不便でしたがAPC40mk2の右側の空いている部分にnanokontrol2で使っていた機能をマッピングしました。
これでキーボードやトラックパッド使いたい放題です。



・軽量、直方体、バスパワー駆動
主に持ち運びの部分ですね。このサイズ感に収めて、機能も豊富なのに結構軽いんです。
あと、初代APCは台形みたいな形状をしていたのでとても持ち運び辛かったのですがAPC40mk2は直方体。とても便利ですよ。
そして極めつけはバスパワー駆動。よくDJ機材とはか「バスパワーだと音が云々」というのを聴きますし、自分もそう思うのですがこれはただのMIDIコンで言ってしまえば「信号を送受するだけ」の機材なんです。USBバスパワーでも十分動くんですよ。怖ければセルフパワーUSBハブなりなんなりを噛ませればいいですからね。

  




実際に購入してみると、APC20とは違い持ち運びに便利な形状、軽さに驚きましたね。
また、特に期待していませんでしたがカラーパッド対応になり、視認しやすくなっています。mk2というだけあって細かい点も確実に進化しています。







デメリット

・APC20よりもガシガシ動かすのに向いていない
一番は何といってもこれでしょうか。実際に手に取ってみないとわからないことだと思います。パッドの形状や押し心地が微妙だったり、フェーダーもガシガシ動かすのには向いていないです。
元々DTM用のコントローラーなのでVJのようなアクロバティックな操作を求めていないのだと思います。逆に言えばAPC20より慎重な操作はやりやすいのかと思います。



・手先の感覚のみでプレイできない点がある
とても地味なんですけどVJプレイにはちょっと困る点があります。
APC40mk2のノブは全て無限に回転するロータリーノブなんですよ。周囲のカラーLEDで現在の値がわかるようになっているのですが、普通のノブと違って目で確認しないと現在の値がわからないんですよね。
ブラインドタッチのように手先を見ずにプレイすることが多いのでこのあたりはちょっと困っています。画面上のパラメータを見るということもあまりスマートではないですしね。

 



・価格が高い
上記のような不満点はあるもののVJ機材としては初のオールインワンコントローラーということで今後も愛用していこうと思っています。
ですが、中古価格でもかなりの金額ですね。APC20は5000円程度でバンバン買えたのですがAPC40mk2は30000円以上します。VJでかなりガシガシ使っちゃうので普通の方より摩耗頻度が高いと思います。少し不安ですね。






ここまでの話を踏まえて個人的な比較になりますが

・APC20→使いやすい、持ち運びづらい、安い
・APC40mk2→使いづらい、持ち運びやすい、高い、高機能


って感じです。
自分のようにコントローラーをガシガシやるような人にはAPC40mk2はあまりおすすめできないですね。一度現物を触ってみるといいかもしれないです。
正直APC40mk2を購入してからプレイスタイルがやや変わってきています。
今まではメチャクチャフェーダーをガシガシ動かしていたのですが、今ではエフェクトを使ったり、空いてるチャンネルで映像を蓄えたりとやや慎重なプレイになってきています。



自分はどちらかっていうと機材に合わせて自分を最適化するタイプなのでかねがね満足しています。
むしろメリットにあげたように持ち運びしやすく、操作できることも増えたのでVJプレイの幅が増えましたw
VJには関係ないのですがAbleton Live Liteやシンセサイザーがついてくるのも好感度高いですね。


本当に金額以外はおすすめのコントローラーなので購入を検討されている方にはおすすめです!


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