2019年現在のDJ機材構成について -PCDJ(serato)編-

2019年2月17日日曜日

DJソフト DJ機材 アイディア 日記

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こんにちは
最近機材構成の記事を書くのをサボりがちだったのですが、前に書いた記事からかなり構成が変わってきたんですよ。
そろそろまとめときたいなーって思ってこの記事を書きました。

こちら完全に個人的なDJ構成ですので、(一応)gekkoのDJプレイに最適化してるっていうだけです。
似たようなDJスタイルの方にはオススメですが、万人向けではありませんし完璧でもありませんので参考程度になりましたら幸いです。

また、「ここはこうした方がいい」などのご意見がありましたら是非教えてください!!!







PCDJ機構概要

早速ですが現在の構成がこんな感じになります。


 主に
・Macbookpro 15インチ(serato DJ pro)
・DJM or serato DVSインターフェース
・DDJ-SP1(ホットキュー、ループ、エフェクト)
・nanokontrol2(基本操作)
です。


今までもこれからも、seratoでのDJを行うことが多いでしょう。
seratoをメインで使っている理由は






成り行き







機材についてはこちらの記事のものと似てはいますが、2018年の夏にDDJ-SP1を購入したのを機に4ch仕様へとアップグレードいたしました。




イメージとしてはこんな感じ。




まずDDJ-SP1を購入した件についてお話ししましょう。
兼ねてより3ないし4chでのDJを検討していまして、そこで丁度いい(自作マッピングを含む)サブコントローラーを探していました。
また、最近CDJ2000NXS2の現場が徐々に増えてきてまして、CDJでもサブコンとして使えるDDJ-SP1XP1のどちらかがいいかなと考えてましたがまず購入したのはDDJ-XP1でした。




こちらはSP1と違い16個パッドがあるのでレイヤー切り替えしなくても4ch使えるのでは?と思ったのですが、seratoのマッピングの弱さによってLED点灯の制御が難しかったのと単純に大き過ぎたので手放しました(レコボDJのライセンスだけ無事得ることに成功)

その後、DDJ-SP1を購入し現在に至ります。




DDJ-SP1serato対応サブコントローラーですのでserato上でリマッピングできません(させてくれ)
なのでこちらは公式なマッピングのまま運用しております。主にホットキューとループ、エフェクトの使用に用いています。

カラーパッドではないので、見栄えや色でホットキューの判断が出来ません。
しかし、大きめのパッドは押しやすいですし、これまでのトラックパッドで扱ってたループをノブで制御出来るようになったのでかなり楽にループをかけられるようになりました。






そして、DDJ-SP1の導入に伴ってnanokontrol2のマッピングを以下のように変更致しました。

以前のもの


こちらが最新版



以前のマッピングとは
・ホットキューを完全に無くす
・PLAY, CUE, SYNC, LOADの4つ+ナッジ(曲を前後に少しだけズラすやつ)、ピッチフェーダーを4ch分配置
っていう感じで変更されています。

ピッチフェーダーはあまり使いません(ナノコンの縦フェーダーの値が飛び飛びすぎてあまり使えない)がナッジはよく使います。シンク前提とはいえ微妙にグリッドがズレることはよくあるので必須機能です。




DDJ-SP1nanokontrol2の組み合わせでかなり自由なDJができるようになりました。
結果的にDDJ-XP1と同じくらいの大きさになりかけてますが、この2つを分割して配置することが出来たり、片方だけを使うといったことも可能なので結果オーライかなと思っています。








この機構について(メリット/デメリット)


メリット
・現場機材に(ミキサーを除く)左右されない
DVSHID、更にはCDJ2000NXS2にも転用可能




・現場機材に(ミキサーを除く)左右されない
一番大きなメリットはやはりこちらかと思います。

rekordbox経由で書き出したUSBもしくはpro linkでのプレイが楽ではありますが
CDJがあるかないか、機種はどれか、(あまりありませんが破損部位はないか)
など常に最善の状態とは限らないです。

また、PCDJコントローラーでもいいのですが、それなりの機能やサウンドカードを積んでいるものは大きい&高いのであまり持ち込みたくありません。(昔VCI-380というコントローラーを持ってましたが毎週大学に持って行ったら最終的に縦フェーダー、横フェーダー、ピッチフェーダー全部壊れました)


そこでDJMUSB直刺しor複数ch出力オーディオインターフェースを使用したこのスタイルに落ち着きました。

勿論デメリットはありますが、ミキサー以外は自分の持ち物で完結するのでほぼほぼ安定したプレイが可能です。






DVSHIDCDJ2000NXS2にも転用可能(DDJ-SP1)
タンテでスクラッチしたり、CDJ背面のUSB端子を使ってHID接続する場合、DDJ-SP1を使えば更に高度なプレイも可能です。
HIDについて書いた過去記事はこちら!

また、最近のCDJ2000NXS2XDJ1000MK2ではDDJ-SP1を接続することでサブコントローラーにできる機能が付いてます。CDJ上のch設定が間違ってなければ同じように使えます。刺すだけで使えてかなり楽なのでおススメです。


DJ Yamato氏のCDJ2000NXS2、DJM900NXS2のデモプレイでも使用されています。使いこなせばここまで使えるのでしょうか…精進します…







デメリット
・リワインド、高度なピッチ合わせが出来ない
・ちょっと荷物量が多い
・設置場所によってはやり辛い



・リワインド、高度なピッチ合わせが出来ない
このマッピングの最大の欠点なのですがプレイスタイルをかなり選びます。
ご覧の通りジョグはありませんし、nanokontrol2のフェーダーはかなり飛び飛びの値ですのでシンク無しで正確に合わせるのはほぼ不可能です。

gekkoはテクノをメインにDJしてるので不要といえば不要ですが、それでもCDJのバックスピンかけたときの音は好きですし、B2Bや転換ではシンクは使えませんので手動合わせです。
(ableton linkってLAN内の誰からでもBPM変えられちゃう危険性もありますし、ちょっと面倒&DJに浸透していないVJでしか使われてないイメージがありますがどうなんでしょうね)

諦めるか、プレイスタイルによって機材構成を変えると言ったことで対応しています。

.)
普段通りやりたい、テクノ、serato DVS対応インターフェースもしくはミキサーあり
→serato
リワインド等トリッキーなプレイしたい、seratoが不調(最近よくある)
→CDJ





・ちょっと荷物量が多い
Macbookpro15インチモデルにちっさめなプラスチックケース程の荷物量となります。



それなりのPCDJコントローラーよりかは持ち運びしやすいですが、USB一本やpro linkに比べるとやや量が多い気がします。(地味にUSBケーブルやハブもいる!)
今後serato上でSP1をリマッピングできる機能が付けばナノコンに振ってる機能を全部集約してなんとか解消したいところです。(seratoさん頼みます)





・設置場所によってはやり辛い
自宅と同様な機材構成とは書きましたが、やはり設置場所に困ることもあります。

現場ではDJミキサーにCDJ、タンテが最優先されるのでそれを避けて機材設置する必要があるのは変わりません。

ミキサーの真上にサブコン一式置けると視覚的にも手の長さ的にも助かるのですがうまくいかない場合は横に置いたりすることもあるので家でもやり辛い位置で練習したりする必要があるのかもしれません。






まとめ




以上のように、マッピングが進化を遂げました。
かなり便利で外乱に左右されにくい構成ですが、まだまだデメリットやトラブルもあります。その場合は臨機応変にDJをできるようバックアップは用意しています。

最近はレコボも手に入れたりしたのでそちらの方も(時間があれば)簡単にまとめて記事にしたいと考えてます。






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