2016年5月19日木曜日

VDJ用の動画エンコ方法やその他まとめ

こんにちは!
今週末に控えているオタクション向けの動画制作がすべて終わり気が楽です!
今回もZiLはVDJで挑む予定なので是非お越しください!





という宣伝ですがそもそもVDJってちょっと聞きなれない方多いかと思います。
これは「音楽ファイルではなく映像ファイルを使ってDJをする」ことを指します。
つまり「映像をあらかじめ作っておくことで普通にDJしてれば勝手に映像が出てくる」ということです。
一般のDJさんには不必要なオマケ機能に過ぎませんが、アニクラのように映像と音楽が密接に関係しているような状況だとVJさんの映像のディグりだったり、DJ、VJ間の非常に密な連携が必要不可欠です。はっきりいって非常に難しい世界です。
ですが、VDJなら映像のタイムラグ(一応ソフト上で補正できますが)を除けばほぼ完璧なタイミングで映像を出力できます。


自分自身、映像制作やVJに自信があるので、「できることなら音楽も映像もすべて自分で制御したい」という思いからこのような機構を取り入れました。
ですが、すべての映像に関して手を入れる(字幕を追加する、AMV化する、etc…)を行っているのでかなり負担がかかっています…
また、使用するPCもそこそこのスペックがないと動かないので金銭面でも負担がかかります…
実際おすすめできません…







さてさて、前置きが長くなりましたが、動画っていうのは音楽ファイル以上に拡張子やコーデックにうるさいです。
なので自分なりにではありますが動画の変換方法をまとめておきます。






まず本番に使うものがこちらです

VDJ使用PC:MacbookPro Retina 15inch
VDJ使用ソフト:serato


2012年のMacbookPro Retinaの最上位モデルで行っています。
seratoというDJソフトの拡張機能serato videoでVDJをしています。もともとDJはseratoでやっていて対応コントローラーを持っていることや使い慣れていることから今後も問題がなければこれでいこうかと思っています。



次に動画制作に関してです

動画制作PC:Windowsデスクトップ
動画制作ソフト:PremierePro、After Effects


Macbookより家のWinの方が性能がいいのでこっちで行っています。Premiereでだいたいは作っていきますが、ちょっと凝ったシーンとかはAEを使うこともあります。最終エンコは映像ソースのフレームレートと同じレート(23.976か29.97)で1280×720で作ってます。
フルHD出力にMacが耐えられるか微妙&現場でそこまでいい画質でない&個人的にフルHDとHDの画質の差がそこまでないような気がするので多少妥協しています。
エンコはH.264のmp4、オーディオビットレートは320kbpsです。多少の画質と音質は求めます。




最後に動画の変換についてです

動画変換PC:Windowsデスクトップ
動画変換ソフト:Xmedia recode


今回の要です。mp4だと動画のファイルサイズは抑えられますが、圧縮しているのでPCに負担をかけやすいです。(通常再生だといいのですがスクラッチ等を加えると動作がもたつく…)
なので自分はmotionJPEG(Xmedia上ではこう書いてありますが正式にはphotoJPEGらしいです)のmovで運用しています。
これは圧縮しないのでファイルサイズがべらぼうに大きくなりますが、反面PCへの負担が小さいのでスクラッチ等をしても大丈夫です。




Xmedia中のパラメータ設定方法です

・まずXmediaに動画をドラッグ&ドロップ(一括でできるので複数でも可)
・形式タブの中にある一般-形式をmovにする
・映像タブの中にある一般-コーデックをmotionJPEGにする(下にある品質は1~31まで選べるが1に近いほど高画質になる)
・音声トラックをAACにし、ビットレートを320kbsにする
・動画すべてをリストに追加しエンコード

これでmovコンテナのphotoJPEGの完成です。wav音源ほど音質はよくありませんが320kbps前後でるのでクラブユーズでも問題ないかと。






前に軽く調べたらmovのmotionJPEGが推奨されたのが2010年前後のVJ界隈らしいですね。
今では負荷のかかるmp4でも十分らしいのですが、自分は8レイヤーフルで使うVJスタイルですし、ある程度レスポンスは重視したいのでこれに落ち着きます。


あとはファイルサイズだけがネックよなぁ……