どうもgekkoです。
一昨年の7月にCDJ2000無印を3台そろえていたのですが、実は昨年4月にNXS2に入れ替えまして自宅の環境がCDJ、ミキサー含めフルNXS2となりました。(最近無印CDJ2000が増えてますが…)
CDJ3000やDJM-V10が発表されて久しいですが、gekkoが所有しているNXS2についてレビューしていきたいと思います。
外観、使用感としてはNXSシリーズとほぼ同等となっています。
NXSシリーズであれば見た目がほぼ変わらないためブースの再構成において寸法変化もほぼなく、楽に行えると思います。
良い点
CDJ、DJM両方
・シリーズの最終系なのでUI、操作系統が洗練されている
・シリーズの最終系なのでUI、操作系統が洗練されている
→NXSから見た目の差はほとんどありませんが、Beat Barや拡大波形表示、Rollが分かりやすく見える&配置されています。
また、変更点も微々たる差なのでNXS2が使えればNXSも無印も感覚はほぼ一緒でできると思います。体感では使いづらいかどうかの違いだけですね。
CDJ
・ほとんどの操作が実ボタンなので直感的&やりやすい
例えばCDJ900以下ではそもそも2000系統にはある機能が実装されていないとか、XDJではホットキューとループは別画面を出さねばならないため操作にワンクッション必要だったり、同時に使えないなどといった欠点があります。
・Hot Cue8つ対応、DDJ-SP1やXP1で操作可能
→無印、NXSの3つから大幅に増え8つのHot Cueが使えるようになりました。また、DDJ-SP1やXP1といった一部のサブコンをUSBメモリのように挿すことで操作を行うことができます。実質PCDJですね。(この機能なぜかCDJ3000でオミットされてるのでご注意を)
・背面USB-Bを利用したPro-Linkが可能になっている
→これは意外と知らない方が多いのですが、CDJ2000NXS2がストレートにLAN接続されている状態で片方の背面USB-Bに接続するとLAN使用時みたいにPro-Linkが可能です。
大きなUSB-LAN変換のイメージです。現場にLANハブが無い場合に結構重宝します。(2000NXS2や3000など最近の機種だけでしかできないのでご注意を)
DJM
・全チャンネルでLINE/PHONO入力可能
・エフェクトがどのchにかかるかわかりやすくなった
→エフェクトがかかるChのCUE下の青いLEDが光るだけですが視認性が良くかなり重宝しています。
・USB経由でエフェクターが使用可能になったためiPhoneのエフェクトアプリが使用できる
→もっと言うとUSBオーディオインターフェースにもなるのでiPhoneアプリの音を出せるしDJMのEQやエフェクトを使えて楽しいです。(デレステのコミュにReverbかけたり…)
・ヘッドホン出力が2つある
→B2Bで抜き差しが不要になったし、6.3mm、3.5mm両方備えているのでいわゆる「先っちょ忘れた!」が起きても問題がないのは嬉しいです。
悪い点
CDJ、DJM両方
・HID1本差しの時、Deckナンバーとchナンバーを個別に割り当てられない。
→これはかなり困っている現象です。NXS2になり、LAN接続しているCDJとDJMにおいてDJMにのみUSBを指すことで3本差しHIDと同等になるのですが、この際にCDJのchナンバーとrekordbox DJ上のdeckナンバーは同一になります。
基本的にchナンバーはDJMに刺さっている位置と同一にしているので1,4chもしくは2,3chで割り振っています。rekordbox DJでは2ch使用時に1,2deckと表記されるので4deck表示しないとまともにDJできないといった困りものです。
CDJ
・(CDJ3000と比較して)曲ロード時間が長い
→CDJ2000、NXSと比較してロード時間は短くなっていきましたが3000の異様な速さには適いません。
MEMORY CUEやHOT CUEを多用しているgekkoでは数秒程度待たされることがほとんどです。
・(CDJ3000と比較して)曲ロード時間が長い
→CDJ2000、NXSと比較してロード時間は短くなっていきましたが3000の異様な速さには適いません。
MEMORY CUEやHOT CUEを多用しているgekkoでは数秒程度待たされることがほとんどです。
・Hot Cueがバンク切り替え
→スペースの問題かABCD(1234)かEFGH(5678)のバンク選択制となっているのでHを使ってからすぐAを押すみたいな動作がし辛いです。後継機種であるCDJ3000では横並びで8つ置かれているので改善されているだけに惜しいポイントですね。これが嫌なので普段はDDJ-SP1を持ち込んでいます。
・Beat Jumpがタッチパネル内操作のみ
→操作できるだけありがたいのですが、CDJ3000のように実ボタンが欲しかったところです。
DJM
・全チャンネルでLINE/PHONO入力可能→実質LINE数が減り、PCDJコンやオーディオインターフェース接続の接続を考える必要がある
→特にCDJはDIGITAL入力すればいいが、バックアップとしてLINE入力も使ってしまうとその時点で別の入力をするためにケーブル抜き差しが必要となります。
メリットでも書きましたが逆に言うとターンテーブルをどのチャンネルにもさせるので自由度が増したんですけど…
・MIDI端子が使えない
→MIDIに関してはUSB-B端子から出力されるため変換器があれば問題ないが、逆に言えば必要機材が増えてしまいます。
・マイク入力が背面に移動
→やはり背面は指しづらい…表に戻ってきてほしいです。
とこんな感じかと思います。
個人的にはハードウェア面は結構好きだけどソフトウェア面でやや苦労するというイメージです。
今となってはCDJ3000やDJV10などの機種が出て最新機種ではなくなりましたが、機能としてこちらの方が優秀なところもあるので臨機応変に対応していきたいところですね。
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